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ブラックバイトの特徴は?労働相談ホットライン開設 [経済]

『ブラックバイト』という言葉をご存知でしょうか。

簡単にいうと、労働法規を犯す違法なアルバイトのことです。


最近では、学生を苦しめる、このブラックバイトが横行しているのです。

ブラックバイトの特徴をピックアップしてみました。

・事前に知らされた時給よりも低い
・遅刻したら罰金を取られる
・(飲食店で)オーダーミスした分の代金を払わせられる
・長時間労働の上、残業代が支払われない
・上司からの暴力や暴言


挙げていったらキリがありません。


言うまでもなくこれらは全て法律違反です。
しかし、バイトをする学生はお金を稼ぐ為にアルバイトをしている訳なので、その時の感情に任せて辞めることもなかなかできないのが現実です。


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私が学生の頃もよくありました。

ある居酒屋でバイトをしていた友人が、週に6回もシフトを組まれていました。もちろん本人の意志ではありません。さらに勤務時間が尋常ではありませんでした。
特に居酒屋が忙しい土曜日は、昼の2時に出勤して仕込みをこなし、勤務終了時間は翌日の朝6時です。その間、休憩は1時間だけです。これを毎週です。

かなりハードなシフトです。さらにおかしいのが、『社員で店の責任者である店長』夕方に出勤してきて、日付が変わる前には帰宅するというのです。
理由は『家が遠いから』だそうです。

他の社員とアルバイトに全ての締め作業を任せて帰宅する店長の下で働きたいなんて思えませんね。

平日も朝方まできっちり働かされていました。
おかげで本業である学業に大きく支障を来たしていました


この友人は非常に負けず嫌いだったので、バイトを4年生の2月までしっかりやり抜き、尚且つ、無事に大学を卒業していきました。

唯一まともだったのは、給料はしっかりと払われていたところです。友人は月に20万以上を稼いでいました。
講義中の居眠りは見過ごせないものがありましたが・・・


私も違う居酒屋でバイトしていましたが、こんなことは一度もありませんでした。
友人が働いた居酒屋の雇用体制は明らかにブラックだと感じました。



こういった被害に遭わないように、大学のゼミが実態を明らかにするアルバイト白書づくりに取り組んだり、学生自身が労働組合を結成する動きがあります。


連合北海道は5月30~31日にかけて「ブラックバイト24時間労働相談ホットライン」を初めて開設しました。
新入生がバイトを始める時期に合わせての実施です。


相談数は50件もあり、、
・仕事上の苦情を外部に出さないと誓約書を書かされた
・午前2時まで働かされるのに交通費が出ない

など労働法規に違反した相談も多くあるようです。


まだまだ不安を抱えている学生は多く存在するので、連合北海道の担当者は「今後も続けていきたい」と話しています。



学業が疎かになってしまうようなアルバイトを続けて、単位を落としたり成績を下げることは社会として悪い傾向です。


バイト不足という背景があるなか、今後どういったアルバイト環境が展開されていくのかは大きな課題となってきそうです。



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