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小笠原諸島でアホウドリのヒナ発見!?戦後初 [動物]

国の特別天然記念物で絶滅危惧種のアホウドリとみられるヒナを、12日に東京都とNPO法人小笠原自然文化研究所が笠原諸島の媒島(なこうどじま)で確認したと発表しました。
小笠原諸島では1930年代に、羽毛採取のために乱獲されて絶滅していましたが、今回の確認が確かなものであれば、戦後初めてとなります。

東京都環境局によりますと、今月7日に生息状況を調査したところ、アホウドリらしきヒナを発見しています。
クロアシアホウドリやコアホウドリなどと比べて、体が大きかったことなどから、アホウドリと推定しているそうです。
近くで親鳥は見られなかったそうですが、ヒナの羽毛を採取しており、今後、DNA型鑑定で、アホウドリかどうかの判定がされます。


アホウドリは高いアスペクト比の翼を持っていて、海上で発生する気流に乗るのに適しています。
さらに、風の強い高所から風の弱い低所に急降下し、急降下の勢いと風力の差を利用して再び高所へ上がる「ダイナミック・ソアリング」を繰り返すことにより長時間羽ばたかずに空を飛ぶことができる省エネのプロなんです!!!

アホウドリ.jpg

http://www.yamashina.or.jp/hp/yomimono/albatross/01donnatori.html より引用

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小笠原諸島でアホウドリ類の生息地を荒らすものがいます。
ヤギ』です!
東京都は野生のヤギたちを駆除して、アホウドリの繁殖を手助けしています。
媒島ではヤギの根絶やしに成功しており、「アホウドリ類の繁殖環境が改善したのではないか」と話しています。


国の特別天然記念物で絶滅危惧種の繁殖のためとはいえ、生物の駆除と聞くと胸が張り裂けそうな思いがしますね。。



国内のアホウドリの繁殖地は伊豆諸島の鳥島と沖縄県の尖閣諸島だけとされています。
千葉県の山階(やましな)鳥類研究所などは、平成20年から噴火の恐れがある鳥島から小笠原諸島の聟島(むこじま)にヒナを移送して新しい繁殖地を開拓しようとしていますが、まだ繁殖には至っていません。


人間のせいで絶滅寸前まで追いやられた生物は他にもたくさんいます。。。


1種でも多くの生物が快適に暮らせる環境作りがしたいです!


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