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【京都市動物園】タッチパネルを使ってゴリラの知性を研究 国内初! [動物]

京都市動物園(左京区)のゴリラ舎に、ニシゴリラの知性を調べるの目的とした、「学習」用タッチパネルが設置してあります。
園によると、ゴリラでは国内初、世界でも珍しい試みであり、研究者らは「ゴリラの知性研究の拠点にしたい」と意気込んでいます。

園には新しいゴリラ舎ができており、2歳のゲンタロウと父モモタロウ、母ゲンキの3頭が移っています。
屋内の入園者からも見える「多目的室」に15インチのタッチパネルは設置してあります。

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一番若いゲンタロウが5月3日から画面を触り始めました。
モモタロウとゲンキはまだ警戒してタッチパネルを触っていません。

子供のほうが恐怖心もなく好奇心が旺盛なんですね!


触り始めた当初は画面を触れば餌のリンゴを与え、警戒心を解くとともに「いいことがある」と覚えさせ、画面の丸印を触れば餌を与えるように段階を進めていきました。

現在では、まず丸印を触れると数字の「1」が表示され、それに触れると、連動する装置から餌が出るという手順までこなせるようになっています。




ゴリラの知性の研究は、米国・シカゴやドイツ・ライプチヒの動物園などで行われていますが、日本では初めてです。
京都市動物園ではこれまでタッチパネルを使ってチンパンジーの知性研究を進めており、ゲンタロウより1歳ほど若いチンパンジーのニイニ(1歳)がいることから、類人猿同士の知性比較が可能になるといいます。

人間に一番近い動物としてどれほどの知性を持ち合わせているか興味がわいてきます!!



『園生き物・学び・研究センター』の田中正之センター長は、近いうちにゲンタロウの弟か妹の誕生に期待し、「画面を触る学習が、群れの文化的伝統として伝われば」と期待しているそうです。


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