【美味しんぼ】前町長「鼻血は被爆のせい」風評被害を呼ぶ

週間漫画誌「ビッグコミックスピリッツ」に掲載されている「美味しんぼ（おいしんぼ）」（作・雁屋哲、画・花咲アキラ）で、風評被害を呼びかねない表現がありました。

４月２８日発売号の内容で、福島第一原発のある福島県双葉町の前町長が語る形で、漫画の主人公らに「福島に鼻血が出たり、ひどい疲労感で苦しむ人が大勢いるのは、被ばくしたからですよ」
と言うセリフを掲載しています。

除染作業の難しさを大学准教授に語らせ、主人公に
「除染ができないのでは、福島の復興と言っても難しい」と言わせています。

この話の続きにあたる５月１２日発売号の内容が１０日に明らかになっています。



同作を巡っては福島県の双葉町が、鼻血等の症状を訴える町民が大勢出ている事実はなく、一方的な見解のみを掲載しているとして出版元の小学館への抗議文を発表しています。
環境省も、同原発事故の被曝と、疲労感や鼻血の多発の関係を否定しており、また、小学館は同誌１９日発売号でこの件に関する特集記事を掲載する予定です。

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「美味しんぼ」は１９８３年から連載開始、１９８７年には第３２回小学館漫画賞青年一般部門を受賞しています。

【食】をテーマとしており、様々なストーリーを展開しており、その人気から、アニメ、ゲーム、テレビドラマ、映画化などメディアでもたくさん取り上げられています。

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タグ：美味しんぼ 美味しんぼ　鼻血