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【軍人履歴原表】厚労省に開示請求増える!艦これの影響あり? [経済]

最近になって、『祖父の軍歴を知りたい』という問い合わせが増えてきているようです。

厚生労働省が「軍人履歴表」(先の大戦での日本海軍の軍人・軍属の人事記録)を管理しています。


終戦から時間が経つにつれて問い合わせの数は減少傾向でしたが、平成25年度は前年度比3割増になっています。


その背景には、海軍航空隊を描き、【零戦】について熱く語り、映画化もされたベストセラー『永遠の0(ゼロ)』や、スマートホンのアプリである、日本海軍などの軍艦を擬人化したゲーム『艦隊これくしょん(艦これ)』のヒットが関わっているようです。


『艦隊これくしょん』を通してさまざまな軍艦を知った岡山県に住む30代の女性は、今年3月に海軍にいた祖父の軍歴の開示を厚生労働省に請求しました。

女性の祖父は戦後まもなく死亡し、数年前に祖母も死去しています。祖父を知る人がいなくなる中、
「祖父はどんな人だったのか知りたかった」と話しています。

祖父が乗っていた船に興味がわいたこと、インターネットで、孫であれば人事記録を請求できることを知り、血縁を証明する書類などをそろえて厚生労働省に送りました。
1ヶ月もしないうちに、女性の元に祖父の軍人履歴原表が届きました。会ったこともない祖父が生きた証です。
知りたい情報が載っていた。取り寄せよて良かった」と女性は喜んでいます。

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戦没者遺族や復員者の支援を行ってきた厚生労働省は、海軍の軍人約219万人、軍属約150万人分の人事記録を保管しています。

当初は自分史を作りたいという本人や妻、戦友会などからの請求が多かったが、時とともに減少してました。
平成17年度の898件から23年度には403件と半数以下になっていた。
だが、24年度から再び増え、25年度は639件と前年度比3割増になっており、請求理由は「戦死場所を特定し慰霊に行きたい」などが多いそうです。


個人情報保護法の関係から、現在、記録を請求できるのは本人と親族の一部のみです。
厚労省によると、孫や甥、姪からの請求が増えているといいます。
兵籍番号や所属する鎮守府(統括機関)を知らない親族からの請求も多いが、担当者は「希望に応えて開示していきたい」としています。


興味を持たれた方は厚生労働省に問い合わせてみてはいかがでしょうか。。。




最近では映画やゲームなどに、歴史についてや昔の偉人に注目しているものが多いように思います。

これからもいろんなジャンルの映画やゲームが出て、いろんな世代の人が興味・関心を持つことがあると思います。

日本人のこういった新しい切り口での視点はすばらしいですね。


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