【歩きスマホ】その危険性から法律で規制!? [経済]
スマートフォンが普及している昨今、便利でどこでも使えることと裏腹に、スマホによる事故が多発しています。
例えば、夜に自転車乗りながらスマホを見ていた女子高生が、目の前にいた女性に気づかず自転車で轢いてしまい、その女性は植物状態となってしまったことがありました。
女性はもちろんのこと、女子高生も未来が真っ暗になったことでしょう。。。
そして最近話題になっているのが『歩きスマホ』による事故です。その名の通り、歩きながらスマホを使うことです。
事故の数は年々増えてきています。
ここで、NTTドコモが制作した、スマートフォンの画面を見つめながら歩行する『歩きスマホ』の危険性を問うシミュレーション動画があります。
動画では、愛知工科大学情報メディア学科の小塚一宏教授の研究に基づき、「渋谷のスクランブル交差点を横断する1500人が全員歩きスマホだったら?」という想定でシミュレーションを実施しています。
横断する人の身長・体重は日本人の成人男女平均の間をとり、歩く速度は「急ぎ」「普通」「ゆっくり」の3タイプに設定されています。
また、普通の歩行と歩きスマホ時の視野の違い(およそ20分の1)や対象物の認知距離の数値などをより現実的な条件に近づけてプログラムされていて、演算シミュレーションを活用して検証を行ったものです。
https://www.youtube.com/watch?v=3NDuWV9UAvs より引用
〈結果〉
青信号の46秒間で、
衝突 :446件
転倒 :103件
スマホ落下:21件
となりました。
実際に、『歩きスマホ』をしている人をよく見かけるし、駅ホームでの転落事故、堤防から落下などの報告があります。
自分だけが痛い思いをするならまだしも、他人を巻き込むこともあるでしょう。
いまはモラルやマナーの問題とされていますが、そろそろ『歩きスマホ』を法律で規制していく必要があるかもしれません。
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齋藤裕弁護士の話によると、、、
※以下YAHOOニュースより転載
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140504-00001485-bengocom-soci
==========================================
●歩きスマホ禁止は「通信の自由」を侵害する?
「『歩きスマホ』により、駅ホームからの転落など重大事故が発生しています。ですから、『歩きスマホ』を法律で禁止する必要が一応あるとは言えるでしょう」
齋藤弁護士はこのように話す。「一応ある」というのはハッキリしない言い方だが、法律で禁止したら、何か問題があるのだろうか?
「問題は、禁止することにより、過剰に人権が制約されるのではないかということです」
具体的には、どういった人権が制約されるおそれがあるのだろう?
「たとえば、『スマホを使って通信をする自由』ですね。もっとも、ニュースを見たりすることは、歩いていないときにすればよいので、歩きスマホを禁止をしても、通信をする自由の侵害にはならないと思います。
スマホの地図アプリも、歩きながら見たほうが利便性が高いでしょうが、立ち止まって地図を見てもよいわけで、どうしても歩きスマホで地図を見なければいけない必要性が高いとは思われません。
ですから、規制をすること自体は、許されると思います」
●利便性に対する配慮も必要
そうなると、「歩きスマホ禁止」もありえる?
「そうですね。しかし、次の論点として、『どんな方法で規制するか』という問題があります。
たとえば、駅のプラットホームなど、混雑していて、前をよく見て歩かないと危険な場所に限って禁止するという方法が考えられるでしょう。利便性に対する配慮も必要ですから。
また、刑罰で歩きスマホを禁止するとしても、いきなり懲役刑を定めるのではなく、まずは罰金程度にとどめるべきだと考えます。歩きスマホで衝突や転倒などの事故が起こりうるといっても、自動車の運転ほど他人を傷つける可能性が高いわけではありませんからね」
このように齋藤弁護士は話しているが、街のなかを歩いているときの行動を法律で規制されるというのも、なんだか窮屈な気がする。人が多い場所では「歩きスマホ」を控えるなど、個人の自主的な行動によってトラブルを避けられれば、それにこしたことはないのだが・・・
(弁護士ドットコム トピックス)
============================================
今後の動きとしては、混雑が予想される場所や危険が伴うような場所での『歩きスマホ』は禁止される可能性はありそうです。
しかし、人権問題や通信の自由が侵害されるといった問題も挙げられているように、難しい部分があるようですね。
やはり、安全と健康あっての自由だと思うので、一人一人が事故の未然回避に意識を向けて欲しいなと思います。
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例えば、夜に自転車乗りながらスマホを見ていた女子高生が、目の前にいた女性に気づかず自転車で轢いてしまい、その女性は植物状態となってしまったことがありました。
女性はもちろんのこと、女子高生も未来が真っ暗になったことでしょう。。。
そして最近話題になっているのが『歩きスマホ』による事故です。その名の通り、歩きながらスマホを使うことです。
事故の数は年々増えてきています。
ここで、NTTドコモが制作した、スマートフォンの画面を見つめながら歩行する『歩きスマホ』の危険性を問うシミュレーション動画があります。
動画では、愛知工科大学情報メディア学科の小塚一宏教授の研究に基づき、「渋谷のスクランブル交差点を横断する1500人が全員歩きスマホだったら?」という想定でシミュレーションを実施しています。
横断する人の身長・体重は日本人の成人男女平均の間をとり、歩く速度は「急ぎ」「普通」「ゆっくり」の3タイプに設定されています。
また、普通の歩行と歩きスマホ時の視野の違い(およそ20分の1)や対象物の認知距離の数値などをより現実的な条件に近づけてプログラムされていて、演算シミュレーションを活用して検証を行ったものです。
https://www.youtube.com/watch?v=3NDuWV9UAvs より引用
〈結果〉
青信号の46秒間で、
衝突 :446件
転倒 :103件
スマホ落下:21件
となりました。
実際に、『歩きスマホ』をしている人をよく見かけるし、駅ホームでの転落事故、堤防から落下などの報告があります。
自分だけが痛い思いをするならまだしも、他人を巻き込むこともあるでしょう。
いまはモラルやマナーの問題とされていますが、そろそろ『歩きスマホ』を法律で規制していく必要があるかもしれません。
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齋藤裕弁護士の話によると、、、
※以下YAHOOニュースより転載
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140504-00001485-bengocom-soci
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●歩きスマホ禁止は「通信の自由」を侵害する?
「『歩きスマホ』により、駅ホームからの転落など重大事故が発生しています。ですから、『歩きスマホ』を法律で禁止する必要が一応あるとは言えるでしょう」
齋藤弁護士はこのように話す。「一応ある」というのはハッキリしない言い方だが、法律で禁止したら、何か問題があるのだろうか?
「問題は、禁止することにより、過剰に人権が制約されるのではないかということです」
具体的には、どういった人権が制約されるおそれがあるのだろう?
「たとえば、『スマホを使って通信をする自由』ですね。もっとも、ニュースを見たりすることは、歩いていないときにすればよいので、歩きスマホを禁止をしても、通信をする自由の侵害にはならないと思います。
スマホの地図アプリも、歩きながら見たほうが利便性が高いでしょうが、立ち止まって地図を見てもよいわけで、どうしても歩きスマホで地図を見なければいけない必要性が高いとは思われません。
ですから、規制をすること自体は、許されると思います」
●利便性に対する配慮も必要
そうなると、「歩きスマホ禁止」もありえる?
「そうですね。しかし、次の論点として、『どんな方法で規制するか』という問題があります。
たとえば、駅のプラットホームなど、混雑していて、前をよく見て歩かないと危険な場所に限って禁止するという方法が考えられるでしょう。利便性に対する配慮も必要ですから。
また、刑罰で歩きスマホを禁止するとしても、いきなり懲役刑を定めるのではなく、まずは罰金程度にとどめるべきだと考えます。歩きスマホで衝突や転倒などの事故が起こりうるといっても、自動車の運転ほど他人を傷つける可能性が高いわけではありませんからね」
このように齋藤弁護士は話しているが、街のなかを歩いているときの行動を法律で規制されるというのも、なんだか窮屈な気がする。人が多い場所では「歩きスマホ」を控えるなど、個人の自主的な行動によってトラブルを避けられれば、それにこしたことはないのだが・・・
(弁護士ドットコム トピックス)
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今後の動きとしては、混雑が予想される場所や危険が伴うような場所での『歩きスマホ』は禁止される可能性はありそうです。
しかし、人権問題や通信の自由が侵害されるといった問題も挙げられているように、難しい部分があるようですね。
やはり、安全と健康あっての自由だと思うので、一人一人が事故の未然回避に意識を向けて欲しいなと思います。
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