マグロの祖先は深海魚!? [動物]
マグロやカツオ、サバなど外洋を遊泳する肉食魚の多くに共通する祖先は、恐竜などの大量絶滅が起きた約6500万年前(白亜紀末)ごろの深海魚である可能性が高いと、千葉県立中央博物館や東京大などの研究チームが9月5日に発表しました。
大量絶滅は6500万年前にユカタン半島に落下した隕石によるものと推定されています。
ユカタン半島は、南北米国の接続点にあり、10世紀にはマヤ文明が華ひらいたところです。
この隕石の規模は、、、
直径10~15km、TNT火薬6000万トン、発生した地震の規模はマグニチュード12~14と想定されており、地球の地盤が20mもめくれあがり、津波の高さは数1000mで、メキシコ湾岸にも1kmの波が押し寄せたようです。
被害は、、、
生物種の60%、海洋生物の75%が絶滅したと思われています。
隕石衝突後の灰が地球を覆い、光合成を妨げ、植物は死滅、食物連鎖の崩壊が起きました。
そして、とても長い寒季が訪れました。
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研究チームによると、この際に比較的浅い海で繁栄していた大型肉食魚も絶滅し、深海魚が浅い海に進出してさまざまな種に分かれ、その一部がマグロやサバなどに進化したといいます。
研究者達は、細胞核DNAの遺伝子9個や、細胞でエネルギーを生み出す小器官ミトコンドリアのDNAを解析しました。
その結果、サバ科など計15科の魚類が近いと分かり、一つのグループ「ペラジア」に分類することを提唱しました。DNAの変化にかかる時間により、共通の祖先から分かれ始めたのは約6500万年前の大絶滅以降と推定されています。
生き物の長い長い大進化は新しい生態系を作り、一度死にかけた地球の息を吹き返しました。
こういった柔軟な対応(進化)を守っていくためにも、人類の勝手で環境破壊しないように他の生物とうまく共存していきたいですね。
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大量絶滅は6500万年前にユカタン半島に落下した隕石によるものと推定されています。
ユカタン半島は、南北米国の接続点にあり、10世紀にはマヤ文明が華ひらいたところです。
この隕石の規模は、、、
直径10~15km、TNT火薬6000万トン、発生した地震の規模はマグニチュード12~14と想定されており、地球の地盤が20mもめくれあがり、津波の高さは数1000mで、メキシコ湾岸にも1kmの波が押し寄せたようです。
被害は、、、
生物種の60%、海洋生物の75%が絶滅したと思われています。
隕石衝突後の灰が地球を覆い、光合成を妨げ、植物は死滅、食物連鎖の崩壊が起きました。
そして、とても長い寒季が訪れました。
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研究チームによると、この際に比較的浅い海で繁栄していた大型肉食魚も絶滅し、深海魚が浅い海に進出してさまざまな種に分かれ、その一部がマグロやサバなどに進化したといいます。
研究者達は、細胞核DNAの遺伝子9個や、細胞でエネルギーを生み出す小器官ミトコンドリアのDNAを解析しました。
その結果、サバ科など計15科の魚類が近いと分かり、一つのグループ「ペラジア」に分類することを提唱しました。DNAの変化にかかる時間により、共通の祖先から分かれ始めたのは約6500万年前の大絶滅以降と推定されています。
生き物の長い長い大進化は新しい生態系を作り、一度死にかけた地球の息を吹き返しました。
こういった柔軟な対応(進化)を守っていくためにも、人類の勝手で環境破壊しないように他の生物とうまく共存していきたいですね。
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